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「外断熱」は、日本においてこれまで一般的に行われてきた「内断熱」に比べて、下地コンクリートの外側に断熱材や外装材を取付けるために工程数が増え、結果、イニシャルコストの増加につながると言われています。 また、地球環境への配慮が必須事項となっている今、建設から廃棄までの各施工段階において、省エネ・省資源を実現していくことが重要となります。
NoiM工法では、新たな専用部材の開発や施工方法の工夫によって、様々な点で施工性の向上を実現しています。以下にその代表的なものを紹介します。 |
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新築のRC造においても、下地コンクリート表面には多少の不陸が生じており、その調整が外断熱施工においては大きな課題となります。
この不陸調整を、従来の工法においては、断熱材を切り欠くなどして取付けた治具をボルト、ナットで調整し、さらにその穴を現場発泡剤でふさぐという大変手間のかかる作業を行っていました。
しかし、NoiM工法の場合は、断熱材に大きな穴を空けることなくNoiMシャフトを施工でき、さらに、NoiMディスクを取付け、回転させることにより容易に不陸が調整できるようになっています。 |
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従来工法例 |
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ボルトを緩め不陸を調整し再度固定する。 |
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NoiM工法 |
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NOIMディスクの回転により不陸調整 |
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「NoiM工法」とは、高性能断熱材「ネオマフォーム」と、独自に開発した専用部材を用いることで、従来の外断熱通気工法のメリットに加え、施工性、耐久性、地球環境対応性、省エネルギー性、意匠性等の様々な面でより優れた効果を発揮する新しい外断熱通気工法です。
今後、この「NoiM工法」が一般的な外断熱通気工法として定着することで、建築物の高性能化及び環境対応化の飛躍的な普及につながることが期待されます。 |
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従来工法例 |
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NoiM工法 |
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断熱材とコンクリートの間に冷気が入らないように接着剤を連続させ施工する。 |
コンクリート裏面は接着剤を使用せず、プラファスディスクにより断熱材を固定する。 |
断熱材裏面への冷気の流入を防ぐため、断熱材板間は防水・気密テープで処理する。 |
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