HOME > 外断熱工法とは?
外断熱工法とは、建物の外側を断熱材ですっぽりと包み込む建築工法です。
コンクリート躯体を外側から断熱することにより高い耐久性・居住性・省エネルギー性を発揮するため、欧米では一般的に普及している工法です。
これに対し、日本では建物の内側から断熱する「内断熱工法」が主流です。
日本の建物寿命は30年くらいと言われていますが、欧米では日本の2〜3倍の耐久性があります。その要因の一つに、欧米の建物は外断熱によってコンクリート躯体を日射や雨水から保護していることが挙げられます。日本でも環境問題、省エネルギーの観点から長寿命住宅への取組みは加速し、ますます外断熱工法が注目されています。
コンクリート躯体を外側から断熱することにより高い耐久性・居住性・省エネルギー性を発揮するため、欧米では一般的に普及している工法です。
これに対し、日本では建物の内側から断熱する「内断熱工法」が主流です。
日本の建物寿命は30年くらいと言われていますが、欧米では日本の2〜3倍の耐久性があります。その要因の一つに、欧米の建物は外断熱によってコンクリート躯体を日射や雨水から保護していることが挙げられます。日本でも環境問題、省エネルギーの観点から長寿命住宅への取組みは加速し、ますます外断熱工法が注目されています。
外断熱工法は、建築計画上の利点が多く、さらに建築物の耐久性を向上させるなど、内断熱工法では解決できない長所を数多く有しています。
1.健康で快適な生活を実現
外断熱は、熱容量の大きいコンクリート躯体を外側から断熱材で包み込むため、外気の温度変化に左右されにくく、室温が均一に保たれます。部屋ごとの温度差も少ないため、高齢者にも優しく、健康で快適な生活を実現します。
2.省エネルギー
コンクリート躯体の蓄熱効果により、冷暖房負荷が非常に小さく、わずかな冷暖房エネルギーで快適な生活空間を創り出します。
3.結露を防止
外断熱の建物は、熱をコンクリート躯体に蓄える機能に優れており、冬季ではコンクリートの温度が室温近くに保たれます。したがって、室内の水蒸気がコンクリートに触れても結露することがなく、カビやダニの発生する要因を大幅に減らします。
4.高耐久性
コンクリート躯体は、熱膨張・熱収縮を繰り返すため、ひび割れが発生し、そこに雨水などが進入します。それによりコンクリートの劣化を促進させます。外断熱では外側に断熱材があるため、熱膨張・熱収縮によるひび割れが発生しにくく、長期にわたり躯体の高い耐久性を維持することが出来ます。
5.リフォームに最適
外断熱工法は躯体の外側から施工するため、工事期間中も居住者の日常生活を妨げず、リフォームに最適な工法です。